極上爆音上映

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ニューアライアンスのサブカル担当すたっふSです。

今回は映画と映画館のお話です。

2015年の邦画興行収入ランキングが文化通信社より発表されましたが、第1位に輝いたのは「妖怪ウォッチ」だそうです。
なんとも根強い人気ですね。自分の世代だとまだポケモン寄りで妖怪のことはあまりわかりませんが…。
掲載記事→2015年の1位は『妖怪ウォッチ』!『ラブライブ!』も大健闘! – 邦画興収年間ベストテン|シネマトゥデイ

さて、このランキング。ベストテンが掲載されているのですが今年は10作品中6作品がアニメ映画!マンガ原作の実写作品も2作品ランクインとマンガ・アニメ強し!!と言うような気がしますね。

映画を見るためには映画館に行くことになりますが、最近は「シネマコンプレックス」いわゆるシネコン型の劇場が増えてきて東宝・松竹・東映・角川、イオンシネマに東急などと大手の興行会社が駅の近くや郊外のショッピングモールなどに劇場を持っているわけでありますが、これら大手に属しない”独立系”と呼ばれる興行会社もたくさんあります。

とりわけ最近話題に上がる映画館があります。
東京から中央線で50分ほど西へ行ったところにある「立川シネマシティ(以下、シネマシティ)」。
独立系だからこそ?の奇抜なアイデアで我々映画ファンを楽しませてくれるのですが、このシネマシティさんでは「極上爆音上映」という上映を実施しています。

「極上爆音上映」とは?

爆発音、衝撃音をさらに増幅するため高性能サブウーファー(重低音専用スピーカー)を購入。
また音量を上げるだけでなく、それでいてやかましくない、クリアな台詞や音楽をも聴かせるため、ベテラン音響家に依頼して調整してもらいます。

突き詰めるのは「質」と「圧」。
このことで「映画を映画館で観ることの意味」を創出します。

ヘッドフォンのヴォリュームをいくら上げても感じられない、音を身体全体に浴びて震える「体感」を、ぜひ。

シネマシティ|ニュース:6/20公開『マッドマックス 怒りのデス・ロード』【極上爆音上映】決定より引用

音のことですので細かな違いは言葉ではなかなか説明できませんが、設備も劇場建築も異なりますので、明らかに違いはございます。

ただどちらも作品にとって最適な調整を行いますので、豚骨ラーメンと味噌ラーメンほどの違いはございません。
レシピはほぼ同じで、豚骨は豚骨でも一方がやや塩気が強く、背脂少なめですっきり、といったような相違です。

【極上爆音上映】aスタジオとbスタジオの違いにつきましてより引用

と書いてはあるんですけど…、百聞は一見にしかず。
実際に上映を見に行くと普通の劇場とは得られる体験が全く異なりました。

「質」と「圧」

シネコンでも作品ごとに音の調整はしますが基本は特定の音を重視したりはあまりしませんから左右のスピーカーからの音が強いです。
「極上爆音上映」ではスクリーンの真下に重低音重視のサブウーファーを設置しています。アーティストのライブとかで使われるようなやつです。よく2.1chサラウンドや5.1chサラウンドと言うのを耳にしますがこの「.1」の音がサブウーファーから出てきます。
シネマシティは左右+センターが音を出してくるのですが、重低音重視のサブウーファーは同時に音圧を感じさせてきます。音は空気を震わせて伝わりますが低音はその震えが大きいです。これが重低音重視になるとさらに大きくなります。音圧が身体にあたってきますから、映画の音声を耳で聞くだけでなく体全体で感じるという体験が出来ました。

上映作品

シネマシティで上映している全ての作品が「極上爆音上映」に対応しているわけではありません。
去年の夏に『MADMAX』や『ジュラシック・ワールド』などを上映。
執筆時点では、世界で人気の『スターウォーズ フォースの覚醒』や戦車のリアルな戦闘シーンが魅力でロングランが決定した『ガールズ&パンツァー 劇場版』が上映中。
「極上音響」という低音爆音はありませんが、綿密に調整された音響で映画を楽しむことが出来る上映方式もあります。
伝説的ヒップホップグループ「N.W.A.」の軌跡を描いた『ストレイト・アウタ・コンプトン』が2月6日から極上音響での上映決定しています。

「極上爆音上映」や「極上音響上映」だからと言って鑑賞料金が高くなるわけではありません。他の作品と同じ鑑賞料金で楽しむことが出来るのも嬉しい限りです。

一人の映画ファンとして

独立系の映画館は閉館のニュースが相次いだ時期もあり、このまま大手にはかなわないと思っていましたが革新的な手法を打つことで来場者数を確保してきました。
今回紹介したシネマシティさんは極上爆音上映をはじめてから週末はなかなか座席が確保出来ない状況が続いてます。
作品を観たい時には少し残念ですが、映画館が盛り上がってくれるのは非常に嬉しい限りです。
関西の方でも、爆音上映を始める映画館も出てきているようです。
オンラインサービスで手軽に映画が見れるようになった時代ですが、たまには映画館へ脚を運んでみてはいかがでしょうか。

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